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【丸善石油化学】据置:BBB /安定的 ニュースリリース | 日本格付研究所 JCR 15d0372

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http://www.jcr.co.jp

15- D- 0372 201 5 年 8 月 1 8 日

株式会社日本格付研究所(J C R)は、以下のとおり信用格付の結果を公表します。

丸善石油化学株式会社

(証券コード:−)

【据置】

長期発行体格付 BBB+

格付の見通し 安定的

■ 格付事由

(1) 京葉コンビナートにおけるエチレンセンターの一角。コスモ石油が 4 割を出資する同社持分法適用会社で、

このほか宇部興産、電気化学工業、J NC などの川下ユーザーが主要株主として名を連ねる。これらユーザ

ー向けの上流製品供給を事業の中核としており、主要設備として自社エチレンプラントのほか、京葉エチ

レン(当社出資比率 55%)を運営する。同社については従前は当社のほか住友化学、三井化学の 3 社に

よる運営が行われていたが、今年度より当社と住友化学の 2 社による運営に移行した。

(2) コンビナート構成会社向けのエチレンセンターとしての機能に変化は無く、ユーザーとの関係も良好に維

持されている。市況や需給バランスに左右されやすい事業の特性から収益の変動はやや大きいが、主要設

備の投資回収が進んでいるため、財務基盤は健全な状況が維持されている。中長期的には国内石油化学の

事業環境は厳しさを増していく可能性があるものの、京葉エチレンの運営体制変更の効果などにより、当

面、事業基盤が損なわれる懸念は小さい。以上を踏まえ、格付を据え置き、見通しは安定的とした。

(3) 15/ 3 期 は 京 葉 エ チ レ ン の 定 修 や 原 料 価 格 下 落 に 伴 う 在 庫 評 価 損 が マ イ ナ ス 要 因 と な り 、 営 業 利 益 ( 単

体)は23 億円と、14/ 3 期の85 億円に比べ大幅減益となった。16/ 3 期は一過性要因の解消などで、増益

に転じると見られる。また、エチレンはアジアでの需給がタイト基調で推移しており、輸出も収益に寄与

する見込み。中国経済の減速による影響には注意する必要があるが、千葉地区のエチレンセンターの再編

進展で当社設備も高稼働が確保しやすくなっている。当面、業績は底堅く推移すると考えられる。

(4) 15/ 3 期末のDE レシオ(単体)は 0. 29倍と、装置産業としては良好な財務構成が維持されている。今後

の設備投資としては、ナフサクラッカーの競争力向上に向けた効率化投資や未利用留分の有効活用の設備

対応などが予定されている。ただ、大規模投資の予定はなく、フリーキャッシュフローは黒字基調を維持

できると J C R では想定している。引き続き、ナフサクラッカー2 基体制を前提とした競争力の維持・向上

の取り組みや、その効果などに注目していく。

(担当)涛岡 由典・藤田 剛志 ■ 格付対象

発行体:丸善石油化学株式会社

【据置】

対象 格付 見通し

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http://www.jcr.co.jp

格付提供方針に基づくその他開示事項

1. 信用格付を付与した年月日:2015 年 8 月 13 日

2. 信用格付の付与について代表して責任を有する者:島田 卓郎

主任格付アナリスト:涛岡 由典

3. 評価の前提・等級基準:

評価の前提および等級基準は、J C R のホームページ(http:/ / www. jcr. co. jp)の「格付方針等」に「信用格付の種類

と記号の定義」(2014 年 1 月 6 日)として掲載している。

4. 信用格付の付与にかかる方法の概要:

本 件 信 用 格 付の 付 与 にか か る方 法 の 概 要 は、 J C R の ホ ー ムペ ー ジ ( http:/ / www. jcr. co. jp) の 「 格 付 方針 等 」 に 、

「コーポレート等の信用格付方法」(2014 年 11 月 7 日)、「化学」(2012 年 3 月 26 日)として掲載している。

5. 格付関係者:

(発行体・債務者等) 丸善石油化学株式会社

6. 本件信用格付の前提・意義・限界:

本件信用格付は、格付対象となる債務について約定通り履行される確実性の程度を等級をもって示すものである。

本件信用格付は、債務履行の確実性の程度に関しての J C R の現時点での総合的な意見の表明であり、当該確実性

の程度を完全に表示しているものではない。また、本件信用格付は、デフォルト率や損失の程度を予想するもので

はない。本件信用格付の評価の対象には、価格変動リスクや市場流動性リスクなど、債務履行の確実性の程度以外

の事項は含まれない。

本件信用格付は、格付対象の発行体の業績、規制などを含む業界環境などの変化に伴い見直され、変動する。ま

た、本件信用格付の付与にあたり利用した情報は、J C R が格付対象の発行体および正確で信頼すべき情報源から入

手したものであるが、当該情報には、人為的、機械的またはその他の理由により誤りが存在する可能性がある。

7. 本件信用格付に利用した主要な情報の概要および提供者:

・ 格付関係者が提供した監査済財務諸表

・ 格付関係者が提供した業績、経営方針などに関する資料および説明

8. 利用した主要な情報の品質を確保するために講じられた措置の概要:

J C R は、信用格付の審査の基礎をなす情報の品質確保についての方針を定めている。本件信用格付においては、

独立監査人による監査、発行体もしくは中立的な機関による対外公表、または担当格付アナリストによる検証など、

当該方針が求める要件を満たした情報を、審査の基礎をなす情報として利用した。

9. J C R に対して直近 1 年以内に講じられた監督上の措置:なし

■留意事項

本文書に記載された情報は、J C Rが、発行体および正確で信頼すべき情報源から入手したものです。ただし、当該情報には、人為的、機械的、また

はその他の事由による誤りが存在する可能性があります。したがって、J C Rは、明示的であると黙示的であるとを問わず、当該情報の正確性、結果、

的確性、適時性、完全性、市場性、特定の目的への適合性について、一切表明保証するものではなく、また、J C Rは、当該情報の誤り、遺漏、また

は当該情報を使用した結果について、一切責任を負いません。J C R は、いかなる状況においても、当該情報のあらゆる使用から生じうる、機会損失、

金銭的損失を含むあらゆる種類の、特別損害、間接損害、付随的損害、派生的損害について、契約責任、不法行為責任、無過失責任その他責任原因

のいかんを問わず、また、当該損害が予見可能であると予見不可能であるとを問わず、一切責任を負いません。また、J C Rの格付は意見の表明であ

って、事実の表明ではなく、信用リスクの判断や個別の債券、コマーシャルペーパー等の購入、売却、保有の意思決定に関して何らの推奨をするも

のでもありません。J C Rの格付は、情報の変更、情報の不足その他の事由により変更、中断、または撤回されることがあります。格付は原則として

発行体より手数料をいただいて行っております。J C Rの格付データを含め、本文書に係る一切の権利は、J C Rが保有しています。J C Rの格付データ

を含め、本文書の一部または全部を問わず、J C R に無断で複製、翻案、改変等をすることは禁じられています。

■NR S R O 登録状況

J C R は、米国証券取引委員会の定める NRSRO(Nationally Recognized Statistical Rating O rganization)の 5 つの信用格付クラスのうち、以下の 4 クラ スに登録しています。(1)金融機関、ブローカー・ディーラー、(2)保険会社、(3)一般事業法人、(4)政府・地方自治体。

■ 本件に関するお問い合わせ先

参照

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